ふろむだ氏の本を読んで感銘を受けているようではお金持ちになるのは難しい
あの本に書いている内容は行動経済学の本をベースにしていて、それを、行動経済学をそもそも知らない、出典元の本を読もうとしない、読んでも理解できない、理解したつもりでも実は全然理解できてない、そういう人たちにも可能な限り理解できるように書いたものだ
行動経済学の考え方は、企業の商品マーケティングなどでも当たり前に用いられている
そういう内容の本を読んで、目から鱗!とか世の中の仕組みが見えた!とか言っている連中がお金持ちになれるわけがない
我々はとうの昔に、より具体的に学んで実践して、実務に応用しているのだから
藤沢君が、得るものは何もなかったと言っているけど、まあそうでしょうねといった感じ
何でもそうだけど、知っている人は知っているし利用している。
知らない人は、他人が知っている物事を自分が知らないという事実にも気付いていない。
そういうことの積重ねで、生活水準や資産規模は雲泥の差になっていく
意識だけは高い系の連中はお金持ちになれない
税金も分からない
社保も分からない
ユニークスキルもない
自分が何をしてるのかもよく分からずに暗号通貨を買って塩漬けにしてる
けど、多動力とか人生の勝算とか読んで、「自分は圧倒的なスピードで成長する」とか真顔で言ってる
こういう意識だけは高い系の連中はお金持ちになれない
ツイッターインスタ中毒は金持ちになれない
1日30分費やしているとして、
月900分
年10,800分
60で割ると180時間
1日8時間労働に換算すると
22.5日
1か月間の平日の労働時間相当
1年間だけで、これだけの時間の使い方の差が生じている
株にせよビジネススキルにせよ、彼らからはもはや見えないくらい、我々は先を行っている
移動中や隙間時間にスマホゲームをする習慣のある人はお金持ちになれない
僕たちは、移動中などの隙間時間に、経済ニュースをチェックする、チャートを見る、ブログを読む、読書する等のインプットを行なっている
1日の隙間時間が30分として、
30分×365日=年間10,950分=182.5時間
これが5年間で912.5時間
隙間時間だけでも、僕たちと彼らの間にはインプット量に膨大な差が生じている
仕事に関しても資産形成にしても、気がつけば、僕たちは彼らの手の届かない地点に到達している
彼らはそのことに気づかないし、そうした発想にも至らない
もちろん、お金やスキルよりスマホゲームに熱中することに価値があるという人もたくさんいるだろうし、本人がそれで楽しいならそれで良いと思う
平日昼に麺類、丼ものを集団で食べる人は、いつまで経っても仕事ができるようにならない
昼休みに集団で列に並んでラーメンや丼もの、あるいはそれらのセットの定食を食べる人がいる
彼らは、炭水化物を摂取しながら、上司の愚痴や、テレビニュースの話題で昼休みを目一杯消費する
オフィスに戻ったら満腹による眠気で仕事にならず、生産性のない時間を過ごす
彼らは目の前の食欲を満たすことしか考えられない
我々は、時間をずらして並ばずに入店し、栄養バランスのとれた定食を食べながら、経済ニュースに目を通したり、kindleで読書したり、ブログで新しい知見に触れたり、午後の仕事の段取りを考えたりする
我々は腹八分目で済ませるので、午後もパフォーマンスを下げることなく仕事をして、彼らが残業しても終わらない量の仕事を夕方には片付けている
これが週5日、月4週間、年間12か月繰り返される
気がつけば我々と彼らとの間には取り返しのつかない差が生じている
彼らはいつまで経っても仕事ができるようにはならず、貧乏暇なしで、お腹にはどんどん肉がついていく
我々はどんどん職務遂行能力を向上させ、資産は増殖し、体型は維持されたままだ